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映画「スパイダーマン」を可能にしたVFX技術 |
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![]() 「スパイダーマン」をはじめ、アメリカンコミックスのヒーローが続々と実写版映画化され初めて久しくなります。 その原点こそ、「スーパーマン」(クリストファー・リープ主演’78)です。 この作品でいままで上下左右の平面的な動きしかできなかったスクリーンプロセスに前後方向の動きを可能にした ゾプティックという方法が導入されました。 これはフロントプロジェクターカメラにそれぞれ連動するズームレンズを与えたもので、この技術でヒーローが 大空を飛び回ったりするシーンの製作が可能になりました。 しかし、このシステムにはまだまだ限界があり、さらに自由なアクションを可能にするための画期的な技術が必要でした。
そして1995年に画期的な作品が登場します。シルベスタースタローンが主演した「ジャッジ・ドレッド」です。 この作品はあらゆるVFX技術を詰め込んだ画期的な作品となりました。 その技術の中に登場したのが、スタローンが空中バイクに乗っているシーンに使われたデジタルダブル(CGによる代役) です。 このデジタルダブルの技術がアクションの限界を一切なくすことになります。 この技術の開発をしたのが巨匠ダグラストランブル門下のマス・イリュージョン社とクライザー・ウォーザック・コンストラクションカンパニーです。 前者は後に「マトリックス」を後者は「X−MEN」作ることになります。 また、この年にもう一本の画期的な作品が生まれます。 「バットマン・フォーエバー」です。 この作品でビルから飛び降りるバットマンのデジタルダブルが登場しますが、これは俳優ユニオンからクレームが付いて このシーンをカットしたという伝説的な作品となりました。 つまり、CGが俳優の演技に影響を与え始めたと判断されたからです。 しかし実際には、カットされたというのは誤情報であるとのことで、わたしも、劇場で見たときは確かにバットマンがビルから飛び降りて、向こうへ歩いていくシーンはあったように思いますが。 この「バットマン・フォーエバー」を担当したのが「スターウォーズ」での特撮で有名なジョン・ダイクストラです。
そして「スパイダーマン」映画化にあたり、ジョン・ダイクストラらがそのVFXを担当することになります。彼らは、スパイダーマンとグリーンゴブリンのアクション表現の大部分にこのデジタルダブルを採用しました。 一部の情報にこのシーンはモーションキャプチャーを使って撮影されたと書かれているが、これも誤情報らしい。 今回の「スパイダーマン2」ではさらに進歩したフェイシャルキャプチャーが使われています。 はたして、本物のトビー・マクワイアやアルフレッド・モリーナとCGで作られた彼らを見分けられますか? |
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