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映画「ピーターパン」公開に当たって・・

今年2004年はピーターパン100年記念の特別な年である。
そして、今年P・J・ホーガン監督の映画「ピーターパン」が公開されます。

「ピーターパン」というとディズニーのアニメーションがその物語のオリジナルであって、原作はディズニー映画であると考えておられる方が多いのではないですか?
実はこの「ピーターパン」は戯曲です。1904年イギリスの小説家で戯曲家のJ・M・バリが書き上げた「ピーターパン、あるいは成長したがらない男の子」である。

その後芝居の大成功で発表された「ピーターパンとウェンディ」という小説と原作の戯曲をもとに今回映画化されたきわめてオリジナルに忠実な作品である。

「ピーターパン」の物語はファンタジーにあふれた作品であるかのように思われているが、実は二十世紀初頭の英国中産階級に対する皮肉を多く含んでいます。

さて、このオリジナルの戯曲「ピーターパン」は好評をはくし、1924年に映画化された。ほぼ原典に忠実に映画化されたものの、やはり特撮に限界があり、
稚拙さも併せ持つ作品となった。

そこで1954年ディズニーはアニメという自由度の高い表現手段で映画化を試みた。
これが一般に有名になった映画「ピーターパン」である。

この冒険活劇的な「ピーターパン」は物語としての「ピーターパン」のスタンダードになってしまった。

現在まで続いている「ピーターパン」のイメージがこの作品で作られたのである。

そしてその後、このディズニー「ピーターパン」を基に数々の続編や亜流作品が作られたのである。

今回、公開される「ピーターパン」はもう一度原点に返って忠実な姿の映画化を試みています。ぜひ、ごらんになってください。



作品集
作品名 解説

『ピーターパン』
ピーターパン…それは永遠の少年。 ロンドンの町外れに住む女の子・ウェンディーにとってピーターパンは憧れの存在です。
子供部屋を卒業する最後の夜、ウェンディーと弟たちの目の前にピーターパンと妖精・ティンカーベルがやって来ました。
大人になりたくないウェンディーは弟たちを誘い、ピーターパンと一緒に夢の島"ネバーランド"へ旅立ちます。
楽しいことを考えて魔法の粉をひとふりすれば、誰でも空を飛べるのです。

しかしその頃ネバーランドでは、海賊のフック船長がピーターパンへの復讐を目論んでいました…。
世界中の子供たちに愛され、夢と冒険心を伝え続けている名作「ピーターパン」がディズニーの魔法で素敵なアニメーションになりました。

夢を信じる素晴らしさ、そして大人になることでそれを失う切なさ…様々な要素が美しい映像と音楽に乗せて綴られる、大人も子供も楽しめる感動の作品です。

『ピーターパン2ネバーランドの秘密』
願えばきっと、夢に届く・・・。

  第二次世界大戦下のロンドン。前作でピーター・パンに導かれ、夢の島ネバーランドに訪れた少女ウェンディは、今では大人に成長し、2人の子供の母親になっていた。

子供たちに毎夜語り聞かせるのは、ネバーランドで体験した素晴らしい冒険の物語。ところが、娘のジェーンは戦争という厳しい現実の中で夢見る心を忘れ、ピーター・パンやティンカーベルの存在を信じようとしない。
ある夜、ピーター・パンを宿敵と狙う海賊フック船長が、ウェンディと間違えてジェーンをネバーランドに連れていってしまう。

すぐにピーターパンに救出され、仲間として歓迎を受けるジェーンだが、それでもなお、彼女は、夢の島ネバーランド、そしてピーター・パンやティンカーベルの存在を信じることができない。
だが、夢を信じることができないジェーンが、ネバーランドの運命の鍵を握っているということを、まだ誰も知らなかった・・・。

『フック』
ピーター・バニングは働き盛りの40歳。猛烈の2文字が付くほどの仕事人間だ。

ある日彼が帰宅すると子供たちが消え去り、「子供を助けたければ姿をあらわせ−フック船長」という脅迫状が残されていた。当惑するピーターに育ての親ウェンディは、ピーターこそがネバーランドからやってきた「ピーターパン」である事を話す。

かくして、宿敵フック船長から子供たちを救い出す為、大人に成長したピーターパンの奇想天外な冒険が始まった!