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東洋のハリウッド、ショウ・ブラザース社紹介 |
![]() 1958年に中国の富裕家ランラン・ショウによって香港に建設されたショウ・ブラザースは50年代から80年代まで アクション映画をはじめ様々なジャンルの名作を世界に送り出してきた。 上海映画界からスター俳優を引き抜き、オーディションによる新人発掘。井上梅次監督、中平康監督、カメラマンの 西村正ほか外国人スタッフの招聘など様々な方法で精鋭のキャストスタッフをそろえた。 ハリウッドで活躍中のジョン・ウー監督、ユエン・ウーピン、チョウ・ユンファ、ジョニー・トゥ監督 アン・ホイ監督、武侠映画のキン・フー監督、チャン・ツェー監督も同社が輩出した映画人である。 彼らによって制作された映画はその数900。 アクション映画にしても劇中で使用する武器は総て本物。アクションは総て役者本人が演じ、最近のCG処理がされた アクション映画に飽きてきた映画ファンの心を捕らえ、今回その名作群の中から21作品がDVD化され発売されます。 |
| 主な作品集 |
君が好きだから緑/Behind The Yellow Line 1984年作品 第4回香港電影金像奨助演女優賞(アニタ・ムイ) 《監督》 テイラー・ウォン 《製作》 モナ・フォン 《脚本》 ゴードン・チャン 《出演》 レスリー・チャン、マギー・チャン、アニタ・ムイ、アンソニー・チェン 2003年4月にこの世を去った人気スター、レスリー・チャン主演のラブストーリー。 正反対な性格の2人の女性と恋の三角関係に陥ってしまった純朴な青年・ポール。 彼は地下鉄で美しい女性・モニカに一目惚れするだが、令嬢・アニタに興味を持たれてしまう。 英雄十三傑 1973年作品 《監督》 チャン・チェ 《主演》 デビッド・チャン、ティ・ロン、チン・ハン 男性アクション映画の巨匠として香港映画界に君臨したチャン・チェ監督作品で、ハードボイルドあり、残虐あり、豪快なアクションありと、バラエティに富んだ中華西部劇風なエンタテインメント作品。 特にワイヤーワークとトランポリンを駆使したダイナミックなアクションは、現在世界で主流となっているアクションの先駆けといえる。 レスリー・チャンの青春白書檸檬可樂/Teenage Dreamers
1982年作品 《監督》 クリフォード・チョイ 《製作》 モナ・フォン 《脚本》 クリフトン・コー 《出演》 レスリー・チャン、エレーン・チョウ、ロワンナ・ロー 若き日のレスリー・チャンがアイドルばりの演技を見せる青春ラブストーリー。 女子高生のティンティンは何不自由なく育ったお嬢様。楽しい学園生活を過ごしていた彼女は、舞台劇の演技指導兼主役を務めるジャクソンに一目惚れ、彼に夢中になってしまう。 大酔侠 1966年作品 《監督》 キン・フー 《出演》 チェン・ペイペイ、ユエ・ホア、チェン・ハンリェ 女性アクション映画のルーツともいうべき香港女性アクション映画の原点であり、“アジアの巨匠” とまで呼ばれた名監督キン・フー初期の傑作といわれるのが本作 『大酔侠』 である。 『グリーン・デスティニー』 のアン・リー監督もキン・フー作品を手本にしているといわれ、本作品は映画史上に残る作品となった。 マジック・ブレード 1976年作品 《監督》 チュー・ユアン 《出演》 ティ・ロン、ロー・リェ、チン・リー 香港で人気が高いクー・ロン(古龍)原作の武侠小説を映画化したハードアクション巨編。 『男たちの挽歌』 で日本でも有名なティ・ロンが、ハードでクールなダークヒーローを演じている。 トンファーを刀にしたような武器を駆使して悪の刺客たちと戦うシーンは、まさに劇画や格闘ゲームを連想させるようなエンタテインメント性にあふれている。 書剣恩仇録 1981年作品 《監督》 チュー・ユアン 《出演》 ティ・ロン、パイ・ピャオ、ロー・リェ 武侠小説の人気作家であり、日本でも出版されている金庸(ジン・ヨン)の同名小説を映画化した一大歴史スペクタクル・ロマン。 ショウ・ブラザース社が得意とする同社スタジオでの壮大なセットを駆使した映像は、“東洋のハリウッド” といわれる由縁であり、実在した歴史上の人物たちと創造的なストーリーがかみ合った娯楽大作に仕上がっている。 少林寺三十六房 1977年作品 《監督》 ラウ・カーリョン 《出演》 リュー・チャーフィー、ワン・ユー、ロー・リェ 少林寺ブームに沸く80年代に公開されたカンフー映画の傑作。 冷酷非道な将軍・天達に家族と仲間を殺された劉裕徳は、嵩山少林寺にある35房の修行に耐え抜き、やがて復讐を果たす。 主演は『キル・ビル』でも華麗なアクションを魅せるリュー・チャーフィー。 続・少林寺三十六房
1980年作品 《監督》 ラウ・カーリョン 《出演》 リュー・チャーフィー、ワン・ランウェイ、チェン・ズーチャ 『キル・ビル』のリュー・チャーフィー主演による、少林寺ブームに沸く80年に製作されたカンフー映画の続編。 インチキ托鉢僧のチョウは町の悪徳連中と戦い、コテンパンにされる。心を入れ替えた彼は少林寺三十六房に潜り込んで修行しようとするが…。 霊幻少林拳 1979年作品 《監督》 ラウ・カーリョン 《出演》 リュー・チャーフィー、ワン・ユー、ラウ・カーウィン 『キル・ビル』のリュー・チャーフィー主演、「霊幻道士」シリーズにコメディの要素をミックスしたアクションホラーコメディ。 酒とギャンブルが大好きな道士・チェンが賭場に行っている隙に、彼が封印していたキョンシーの1体が息を吹き返してしまう。 北京原人の逆襲 1977年作品 《監督》 ホー・メンホワ 《主演》 ダニー・リー、エブリン・クラフト、クー・フェン 1977年製作のアメリカ版 『キングコング』 に対抗して、日本から東宝の特撮スタッフを招へいして製作した香港初の本格特撮怪獣映画。怪獣映画ファンの間では伝説の作品として語られていたが、99年にタランティ-ノが自身のビデオレーベルで発売して全米で注目を集めた。 日本でも78年に松竹配給で全国公開されている。 中国超人インフラマン 1975年作品 《監督》 ホア・シャン 《出演》 ダニー・リー、ブルース・リ、ワン・シア 1970年代香港では日本の子供向け特撮テレビドラマが放映され大人気だったが、その人気にあやかって製作されたショウブラ製特撮ヒーロー作品。 以前から日本の特撮ファンの間では噂になっていた作品で、今回日本初お目見えとなる。 主演のダニー・リーは 『狼 / 男たちの挽歌・最終章』 の刑事役等、日本でもよく知られている香港俳優の一人でもある。 フィスト・バトル / 拳撃 1971年作品 《監督》 チャン・チェ 《出演》 デビッド・チャン、ティ・ロン デビッド・チャン、テイ・ロンほか出演のアクション映画。異母兄の存在を聞いたエンジニアの范克は、ムエタイボクサーのファイターとなっていた兄と再会する。 しかし、その兄はチャンピオン兼悪徳プロモーターの男に八百長試合を強要されようとしていた…。 五毒拳 1978年作品 《監督》 チャン・チェ 《主演》 フィリップ・コク、スン・チェン、チアン・シェン 個性豊かな新人スター5人を主役に配し、ミステリアスなストーリーにカンフー・アクションを織り交ぜた、チャン・チェ監督末期の異色作。欧米ではそのショッキングな拷問シーンが話題を呼び、カルト的な人気を得ており、タランティーノ作品 『キル・ビル』 にもオマージュの1本として使用されている。 主演の1人、フィリップ・コクは、『ジェヴォーダンの獣』 などのアクション監督として世界を舞台に活躍。 真説チャイニーズ・ゴーストストーリー 1959年作品 《監督》 リー・ハンシャン 《出演》 チャオ・レイ、リ・ディ、ヤン・チーチン 中国の古典的幽霊小説 「聊斎誌異」 の一編である “聶小倩” を映画化。 その後1987年に製作され日本でも話題となったツイ・ハーク製作、ジョイ・ウォン主演の 『チャイニーズ・ゴースト・ストーリー』 は本作をリメイクしたものであり、その幽玄麗美な映像はリー・ハンシャン監督初期の代表作ともいわれている。 金瓶梅 1974年作品 《監督》 リー・ハンシャン 《出演》 ヤン・チュン、フー・チン、 チャン・コンサン 中国四大奇書の一つで中国エロス文学の古典といわれる 「金瓶梅」 を、古装ドラマの巨匠リー・ハンシャンが映画化した香港エロス映画の原点。 まだ無名時代の陳元龍(ジャッキー・チェン)が出演しているのも要チェック。1976年に日本ヘラルド映画が全国配給している。 香港ノクターン 1966年作品 《監督》 井上梅次 《出演》 チェン・ペイペイ、リリー・ホー、チン・ピン 日活、松竹で活躍していた井上梅次監督が、ショウ・ブラザースに招へいされて手がけた自身の作品 『踊りたい夜』 の香港版リメイク。撮影・西本正、音楽・服部良一と日本からのスタッフの協力により、本作は香港ミュージカル映画の古典として今なお愛されている。そして三姉妹を演じた3人の女優たちは、その後、ショウ・ブラザースの看板スターとなった。 水滸伝 1972年作品(第10回台湾金馬獎優秀作品) 《監督》 チャン・チェ 《出演》 デビッド・チャン、ティ・ロン、リリー・ホー これまで何度も映画化され、日本では中国四大奇書のひとつとしてあまりにも有名な古典中の一編を、ショウ・ブラザースの男優オールスター・キャストと、日本から黒沢年男、丹波哲郎を迎えて製作されたスペクタクル・アクション超大作。巨匠チャン・チェ監督はまるでウエスタンのようなノリで108人の英雄たちのドラマをダイナミックに描き、広大なスタジオとロケ地を使って壮大な作品に仕上げている。 傾城の恋傾城之戀/Love In A Fallen City 1984年作品 第8回香港電影金像奨最優秀音楽賞 第26回台湾金馬奨最優秀デザイン賞 《監督》 アン・ホイ 《原作》 チャン・アイリン 《脚本》 パン・ツォ 《出演》 チョウ・ユンファ、コラ・ミャオ、ケン・チュンピン、チウ・カオ 『バレット モンク』のチョウ・ユンファが、ストイックな大人の恋を描いたラブロマンス。 1940年の上海、旧家の養女・スーに恋をした、彼女の義妹の婚約者であるファン。 ファンの一途な想いは閉ざされたスーの心を開くが、やがて太平洋戦争が勃発し…。 |