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ロード・オブ・ザ・リング「指輪物語」の世界PART2


J・R・Rトールキン原作版から
「旅の仲間」「二つの塔」あらすじを紹介します
指輪物語

三つの指輪は、空の下なるエルフの王に、
七つの指輪は、岩の館のドヮーフの君に、
九つは死すべき運命の人の子に、
一つは暗き御座の冥王のため、
影横たわるモルドールの国に。
一つの指輪は、すべてを統べ、
一つの指輪は、すべてを見つけ、
一つの指輪は、すべてを捕らえて、
くらやみのなかにつなぎとめる。
影横たわるモルドールの国に。

人物相関図 旅の道のり 用語全集
ここから指輪物語の第三部が始まる。
その前に、原作から、第三部「王の帰還」本編に入る前につづられている第一部、第二部のあらすじを紹介しよう。
なお、映画と原作では若干違う部分もあるかもしれないことを最初に申し上げておく。

第一部では灰色の魔法使いガンダルフが、ホビッド族のフロドの持つ指輪こそすべての力を統べる「一つの指輪」に他ならない次第がまず語られた。
また、フロドとその仲間が平穏な家郷ホビット庄を逃れてモルドールの黒い乗り手達の恐ろしい追跡を受けながら、ようやくエリアドールの野伏アラゴルンの助力を得て 数々の絶望的な危難をくぐり、ついに裂け谷のエルロンド館に着いたことを述べた。

裂け谷ではエルロンドの御前会議が開かれ、指輪を棄却すべく試みることが議決されて、フロドが指輪所持者に任命され また、その探索行に助力すべき同行者が選出された。
目的地は当の敵の君臨するモルドールの火の山であり、そこのみが指輪を空無に帰せしめうるからであった。

同行者には人間を代表してアラゴルン、ゴンドール大候の子ボロミア、エルフからは闇の森の王の子レゴラス、 ドヮーフの代表は、はなれ山のグローインの子ギムリ、ホビット族からはフロドとその忠実な僕サムワイズ、 フロドの血縁の若者メリアドクとペレグリン、それに灰色のガンダルフであった。

旅の仲間は極秘裏に北方の裂け谷からはるばる旅を続け、冬のカタズラス峠を越えようとして阻まれた後、 ガンダルフに導かれて隠れた門を通り、広大なモリアの坑道に入って山の内部を抜けようとした。 ここで、ガンダルフは恐るべき地底の妖魔と戦って、暗い奈落に落ちた。

しかし古代西方の王家の隠れた世継ぎであることを詮明したアラゴルンは、一同を率いてモリアの東門から エルフの住むロリエンの国を通り、大河アンデュインを下って、ラウロスの瀑布に迫った。
すでに一同は途中間者達に 見張られていることを知り、かつて指輪を持っていたことがあり、今なお、それへの渇望を捨てない、ゴラムなる者が後をつけてきたことに気づいていた。

ここに一同の必要事となったのは、東に向かってモルドールに行くべきか、ボロミアと共にゴンドールの首都 ミナス・ティリスの来るべき戦いの援助に赴くべきか、それとも二手に分かれるべきかを決定することであった。
指輪所持者が敵地へ望みない旅を続けることを決意したことが明らかになると、ボロミアは力ずくで指輪を奪おうと試みた。

第一部は指輪の魅惑にひかれたボロミアの変節、フロドとそのしもべサムワイズの失踪、オーク軍の奇襲による 残った面々の離散で結ばれた。

第二部「二つの塔」は旅の仲間離散後の一行全員の行動にわたる。
ボロミアの快悔と死、ラウロスの瀑布にゆだねられた 小舟による葬送、オーク兵どもに捕らえられたメリアドクとペレグリンのローハン東部平原経由のイセンガルド転送、 アラゴルン、レゴラス、ギムリの追跡行が語られた。

そのときローハンの騎士軍が現れた。軍団長エオメルの指揮する騎兵隊はファンゴルンの森のはずれでオーク軍を包囲して、 これを殲滅した。
しかしホビット達は森に逃れ、隠れたファンゴルンの主、エント族なる木の鬚に出会った。
彼に伴われて、 二人は木の人達の怒りが募り、インセンガルドへ進軍する様を目撃した。

一方、アラゴルンとその仲間は合戦から戻るエオメルに会った。彼から貸与された馬で三人は森に向かった。
そこでむなしくホビット達を探すうちにガンダルフに再開したが、魔法使いは冥界から戻り、依然灰色の外衣をまとうものの、 今や白の騎士となった。

共に一同はローハンを駆け抜けて辺境国王セオデンの宮殿にいたり、ガンダルフが老王をいやして、その悪しき顧問、 実はサルマンの密通者たる蛇の舌の呪縛から王を救った。
さらに一同はイセンガルドを撃つ王と王軍に伴って、角笛城の危うい勝利に参与した。

つぎに、ガンダルフに導かれて、イセンガルドにいたり、その巨大な要塞が木の人達によって 廃墟と化してサルーマンと蛇の舌がオルサンクの不壊の塔に籠居したのを見いだした。

塔前の談合でサルーマンが悔悛を拒み、ガンダルフは彼の賢人の位を剥奪して、そのつえを折り、エント族の見張りにゆだねた。
高窓から蛇の舌がガンダルフに投げつけた石は、当たらずに、ペレグリンに拾い上げられた。
これは現存する三個のパランティア、すなわち、ヌメノールの見る石の一つたることがわかった。

この石に魅せられたペレグリンは、その夜遅く誘惑に屈して、これを盗み出して、のぞき込み、ためにサウロンに 自己を表した。
ガンダルフはアラゴルンにパランティアを渡し、ペレグリンをつれてミナス・ティリスに馬を走らせた。

フロドとサムワイズはゴラムに導かれて死者の沼地を抜け、荒れ地を通って、モルドール北方の黒門モラン に至った。
そこから入国するのは不可能であった。フロドはゴラムの助言を入れて、彼の知るという遙か南方の モルドールの西壁、影の山脈にある「秘密の入り口」を探ることにした。

そこへ向かって旅するうちに、彼らはボロミアの弟ファラミアの指揮するゴンドール軍偵察隊に捕らえられた。
ファラミアはホビット達の探索行の性質に気づいたが、かつてボロミアの屈した誘惑に抗して、二人を キリス・ウンゴルすなわち、蜘蛛の峠路にむかう最後の旅程に送り出した。

その際、彼はそこが死の危険のある場所たることを警告したのだが、ゴラムは知るところを全部うちあけなかった。
彼らが十字路に達して、ミナス・モルグルの幽鬼の砦への道を進もうとした折りも折り、モルドールから出た 暗黒が全土を覆った。
ついでサウロンは、幽鬼達の黒い王に率いられる先発の大群を送り出した。指輪戦争が始まったのである。

ゴラムはホビット達をミナス・モルグルを避けた秘密の道に案内し、その暗闇の中で三人はついにキリス・ウンゴル に来た。
ここで、ゴラムは悪心に戻り、峠道に盤踞する怪物シェロブにホビット達を売り渡そうとした。

それはサムワイズの捨て身の勇気によって挫折。サムはゴラムの襲撃を受け、シェロブに深手を負わせた。
第二部「二つの塔」はサムワイズの決断で終わる。
フロドはシェロブに刺されて死んで倒れたとしか見えず、探索行を惨憺たる結果として終わらせるか、自分が主人を見捨てるかの二者択一 になった。

ついに彼は指輪を取り、ただ一人望みなき探索の旅を続けようと試みる。
だがまさに、モルドールの国へ踏み入ろうとしたそのときに、オーク達が二方から迫ってくる。
指輪で身を隠したサムワイズはオーク達の口論から、フロドが死なずに毒で仮死状態にあることを知る。

彼は追いかけたが遅すぎて、オーク達がフロドの体を担いで、塔の裏門に続くトンネルをおり、門扉が音を立てて閉まると 気絶してたおれる。

第三部「王の帰還」はガンダルフとサウロンの虚々実々の戦略から、最後の破局と暗黒の終演に至るまでの話である。
(評論社文庫昭和52年発行「指輪物語王の帰還」上より)

では、いよいよ第三部「王の帰還」はじまりはじまり・・・・・・

主な出演者

フロド

サム

アラゴルン

ゴラム

ガンダルフ

アルウェン

レゴラス

ギムリ