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ロード・オブ・ザ・リング「指輪物語」の世界PART11978年版を振り返る |
全世界に二千万人以上の愛読者を持つJ.R.Rトールキン
原作の「指輪物語」。この原作を映画化すべく数々の映画人がその企画を検討した。 しかし、そのあまりにも膨大な原作は彼らの意図を 次々と放棄させた。 ウォルト・ディズニープロもスタンリー・キューブリックもジョン・ブアマンも投げ出した。 ところが1976年になって一人のアニメーターがこの原作の企画を打ち出した。 「フリッツ・ザ・キャット」を発表し、ウォルト・ディズニー 以来最大のアニメーターといわれたラルフ・バクシである。 彼はもてる限りのイマジネーションと当時では革新的といわれたテクノロジーでこの原作を映画化した。 ライブアクションを一コマずつアニメに書き直すロートスコーピング技法を用い、アニメとは思えない細密でリアルな動き 、迫力と重量感、「動く絵画」といわれる大胆なタッチをもって、「指輪物語」は理想的に映画化された。(1978年版パンフレット解説より) この作品が今回第三部が公開される「ロード・オブ・ザ・リング」の1978年製作版アニメ「指輪物語」である。 ◆スタッフ ◆作品概要 本作品は当時の技術の限界でもあるのか、 それとも、原作を忠実に描きすぎたために、スペクタクル性にかけたのか(原作は今回の映画化ほどスペクタクルなシーンの 描写はない)話題にはなったが、当時それほどのヒットはしなかった。 革新的なアニメ技術ではあったが、全体に画像が暗く、中途半端にできあがっていたような印象がある。 当時の技術では 今のようなCGを使うリアルな実写映像は不可能であり、思い切って、純粋なアニメーションで描いた方がスペクタクルな映画ができたのではないかと思う。 ただ、紹介したパンフレットやチラシは芸術的といえるほど美しいもので、劇場で販売していた、ラルフバクシのイラストによるポスターはまさに、アートであった。 二種類のポスターがあり、衝動買いしてしまい、しばらく部屋を飾っていたが、オークションでファンの方にもらっていただいた。ここでご紹介できないのは残念である。 この作品公開年は「エイリアン」の第一作が封切られ、その話題の方が大きかった記憶がある。 |
| 1978年版グラビア資料集 | |||
![]() パンフレット表紙 |
![]() パンフレット裏面 |
![]() パンフレット裏表紙 |
![]() チラシ |
![]() フロド |
![]() サム |
![]() アラゴルン |
![]() ゴラム |
![]() ガンダルフ |
![]() ボロミール |
![]() レゴラス |
![]() ギムリ |