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映画おもいっきり楽しみたい。そんな願いをかなえてくれるのが、今大流行のホームシアターです。  デスクトップで楽しめるプライベートシアターから大画面のプラズマテレビやフロントプロジェクターの大スクリーン。今回の特集ページでは、ホームシアターシステムを作るための基礎知識をプロジェクターで作る場合をとりあげて紹介します。


ホームシアターを作る方法には

液晶・プラズマテレビ型 プロジェクター型 プライベートルーム型
薄型・軽量ながら40型以上の大画面を実現したのが液晶・プラズマテレビ。奥行きがないので、置き場所を選ばず室内の圧迫感がないのが大きなメリット。もちろんハイビジョン対応のものを選びたい テレビ画面をスクリーンに投影するのがフロントプロジェクター。スクリーンサイズの変更が容易なので、部屋のサイズに手軽に合わせられるのが嬉しいところ。大きな部屋なら100インチ以上にチャレンジしたい。 プライベートルームの小さなサイズのテレビでも、シアターシステムやドルビーヘッドホンなどを組み合わせれば、立派なデスクトップシアターが誕生する。

があります。では、プロジェクターを使う場合を例にホームシアターの作り方を紹介します。
 
ポイント どうやって買う?
プロジェクター  プロジェクターの魅力は、一言で言うと他のAV機器では真似のできない圧倒的な大画面でしょう。一般的なプロジェクターでは、40インチ前後のサイズからピントが合い120インチ程度までの画面が守備範囲。中級機以上になると、200インチ以上のサイズでの視聴も楽しむことができます。  また部屋を暗くして見るので、日常空間から切り離されて映像に集中できるというメリットもあります。映画ファンの方からは「劇場未公開のビデオやDVDでも劇場に近いクオリティで楽しむことができる」という意見もあります。

部屋の大きさは?
 画面サイズが可変のため意外と小さな場所でも楽しむことができます。例えば80インチの投影であれば6畳の部屋でも可能。プラズマや液晶テレビだと画面サイズを変更することは不可能ですが、プロジェクターだとスクリーンさえ買い換えれば部屋の広さに合わせてステップアップできるのも魅力です。

暗くする必要は?
 最近は明るいプロジェクターも次々発売されているので、まったく真っ暗にする必要はありません。例えば輝度が1000ANSIルーメン以上あるプロジェクターであれば、若干暗めの部屋であれば映像を楽しむことはできます。ただし暗くすればするほど映像の鮮明さは増しますので、できることであれば部屋は暗くした方が良いでしょう。直射日光が入る部屋であれば、雨戸を閉めるかホームセンターなどで売っている遮光カーテンに交換すれば良い結果が得られます。

設置について
 プロジェクターの設置には、テーブルなどの上に置く卓置きと天井からぶらさげる天吊りがあります。卓置きの場合は、安定した丈夫なラックの上に乗せるだけですので特に問題はありません。ただし天吊り設置の場合は、落下の危険もあるので専門の工事が必要です。  スクリーンに関しては、巻き上げ式は重量があるので注意が必要ですがしっかり取り付ければ日曜大工でも可能です。軽いフラットタイプや壁掛け式であれば手軽に取り付けられるでしょう。

予算について
 プロジェクター本体に加えて、スクリーンと音を出すためのオーディオ(シアターセットが便利)が必要です。一般的には巻き上げ式のスクリーン(5〜15万円程度)とDVDシアターセット(2〜10万円程度)を組み合わせるのが良いでしょう。とりあえず2〜3万円のフラットタイプスクリーンと手持ちのラジカセやミニコンポを組み合わせて安くあげておいて、後でステップアップするという作戦も可能です。

シアター用のスピーカーセットは?
 ほとんどのプロジェクターはスピーカーが内蔵されていないので、オーディオセットを別に用意する必要があります。オーディオ入力端子のあるラジカセをスクリーンの下に置いても、とりあえずは楽しむことはできます。でも画面が大迫力なので、サウンドも迫力満点のものが欲しいというのは人情ってもの。  スクリーンに組み合わせるなら5.1chのシアターセットは最低限用意したいところですね。

スクリーンのかわりに白壁に写せないの?
 映らなくはありませんが、画質や発色がおかしくなる上に妙な反射などがあったりして、プロジェクター本来の性能を発揮することができません。また白い紙ならどうかという質問もありますが、80インチや100インチに匹敵する高さ1m以上、幅2m近くある模造紙などは存在しませんし、貼り合わせるとどうしても継ぎ目が気になります。できれば専用のスクリーンを用意することをおすすめします。
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プロジェクターの選び方 液晶プロジェクター・DLP方式・3管式はどう違うの?
 液晶プロジェクターの最大のメリットは、調整が簡単なこと。画面の投影位置(大きさ)とピント合わせだけですぐに見ることができるので、大変手軽に楽しむことができます。また画面の輝度が高く、発色が鮮やか。最も売れている方式なので、画質もどんどん改善されてきています。  DLPはアメリカのテキサス・インストゥルメント社(TI)が開発した方式で、デジタル・ライト・プロセッシングの略です。液晶式が、液晶パネルに反対側から光を当てて透過した光を映写するのに対して、DLPの場合はシリコンウェハーの上に無数の「マイクロミラー」を敷き詰めてこれを制御することにより、光を反射させて投影します。  3管式は高輝度のブラウン管を3色分並べて投影するもので、昔からある方式。画質は最高ですが、本体が大型の上に設置・調整が大変。上級者向けのプロジェクターと言えるでしょう。

AV用プロジェクターとデータプロジェクターの違いは?
 プロジェクターのカタログをよく見てみると、「シアタープロジェクター」「シネマプロジェクター」と書かれているものの他に「データプロジェクター」というのが存在します。「データプロジェクター」とは、パソコンにつないでプレゼンテーション等を行うことを目的にしたプロジェクター。主に企業で使われることを前提にしたものです。  それではこの「データプロジェクター」はAV用途には使えないのでしょうか? 結論から言いますと、ビデオ入力端子があれば使えなくもないですが、チューニングなどが微妙に異なるためお勧めすることはできません。シネマプロジェクターは映画やスポーツなど動きのある画面をダイナミックに見せるようにチューニングしてありますが、データの場合は表や図表などあまり動きのないものをくっきりはっきりと見せることを前提に調整されています。
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スクリーンの選び方
スクリーンサイズ一覧(単位ミリ)
インチ スタンダード
4:3
ワイド
16:9
60 1219×914 1328×747
70 1422×1067 1549×872
80 1626×1294 1771×996
90 1829×1372 1992×1121
100 2032×1524 2214×1245
110 2235×1676 2435×1370
120 2438×1829 2657×1494
スタンダードとワイド
 スクリーンもテレビと同じく、スタンダードサイズとワイドサイズが売られている。プロジェクターがどちらのタイプかに合わせて購入するのが基本。パソコンなどにつなぐデータプロジェクターはスタンダード、ホームシアター用はワイドと覚えておこう。テレビなどと同じく、横長のワイドの方が画面に広がりがあり迫力が感じられる。DVDソフトや地上波デジタル放送などこれからの映像ソースはワイド画面が増えてくると思われる。

スクリーンのサイズ
 スクリーンサイズはテレビなどと同じく対角線のインチ数で表示される。代表的なインチ数と実際の大きさ(単位はミリ)の対応表を用意したので、設置の際の参考にしていただきたい。80インチのワイドで、スクリーンの高さは約1メートルとなる。幅は100インチで2メートルを超える。なおこの数字はスクリーンの投影サイズなので、実際には周囲のマスク部分(黒いところ)や巻き取り部分などが含まれない。設置にはさらに若干の余裕が必要となる。

フラット・壁掛け・巻き上げ式
 スクリーンの設置方法に合わせて、フラット・壁掛け・巻き上げ式などがある。フラットはパネルタイプとも呼ばれ、スクリーンが板で構成されている。名前通り画面がフラットで、スクリーンの凹凸による画面の歪みが少ないのが特長。壁掛け式は手で巻き取る簡易式のスクリーンで、壁などにつり下げるだけですぐに使用できるもの。安価で気軽に利用できる。フラットと壁掛けは、比較的小型のスクリーンに採用されている。  巻き上げ式は、スプリングなどを使ってスクリーンが巻き取られるようになったもの。使わない時に手軽にスクリーンを巻き上げることができて便利。80〜120インチのスクリーンは、ほとんどがこの巻き上げ式が採用されている。やや重量があるので、設置は柱などにしっかりとねじ止めすることが必要だ。

ビーズ・パールとマット
 スクリーンの材質により、おおまかに分けてビーズ・パール・マットがある。ビーズは文字どおり極小のガラスの粉(ビーズ)をスクリーン表面に塗り込んだもので、映像が明るくダイナミックに映るという特長がある。手で触ってみるとスクリーンの表面がざらざらしているのですぐわかる。現在販売されているスクリーンはほとんどがビーズタイプになっている。  パールタイプはスクリーンを真珠のようにきらきらと表面処理したもので、入射方向の反対に光を反射する特長がある。そのためプロジェクターの天吊り設置に向いている。マットはすべての方向に光を反射するので、しっとりしたなめらかな画質。設置方法は選ばないが、外光の影響を受けやすいので注意が必要だ。
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プロジェクター設置 設置場所を考える
 プロジェクターを設置するには、まずはスクリーンが張れるだけの平面(壁)が必要。設置可能な壁の上下左右の大きさを測って、「スクリーンの選び方」のページの表に照らして設置可能なスクリーンの大きさを調べよう。次に設置予定のプロジェクターのカタログから、その大きさに対する投写距離を割り出して、その位置にプロジェクター本体が置けるかどうかを調べる。 小さな部屋にぎりぎりのサイズでプロジェクターを押し込むと、家具などが邪魔になるケースもあるのでシミュレーションは特に慎重に。ただし光の進む場所は三角形なので、あまり神経質になる必要もない。プロジェクターより前の位置で見る場合は、人間の頭がスクリーンにかぶらないかは注意する必要がある。

スクリーンを設置する
 最もセッティングが簡単なのは、フラットスクリーン(左写真)や壁掛けスクリーンを選んだ場合。基本的に「置くだけ」「引っかけるだけ」となる。一般的な巻き上げ式のスクリーンの場合は、かなりの重量があるので柱などにやや大きめのねじ釘を入れてしっかり固定するようにしよう プロジェクター本体を設置する  プロジェクター本体の設置で、手軽で簡単なのは卓置き設置(右写真)。しっかりしたテーブルや台などに、プロジェクターをぽんと置くだけ。位置の微調整も簡単なので、とりあえず写りを確かめるのもお手軽にできる。置き台をキャスター付きの物にすれば、必要な時だけ引っ張り出して来て映写するという運用もできる。純正の置き台も良いが、ホームセンターなどでぴったりのものを探してくるのも楽しいだろう。  部屋の関係で、プロジェクターの置き場所よりも前の位置で視聴する場合は人間の頭がスクリーンに映り込まないようにプロジェクターの位置をやや高めにする必要がある。究極の設置は天吊りで、これだと見ないときも邪魔にならず収納の手間も必要ない。ただし設置はかなり大がかりになる。

オーディオを設置する
 オーディオの設置は、画面が大型なのでフロントスピーカーやセンタースピーカーの設置場所に迷うことだろうか。メインスピーカーはスクリーンの両側に、センタースピーカーはスクリーンの下へ置くのが一般的。トールボーイ型のスピーカーを使っても画面の中心とスピーカーの高さを合わせる事は難しいが、試聴した結果では高さによる違和感はほとんど感じられなかった。リアスピーカーは天吊りにするなど、耳よりも高めの位置に設置するのもセッティングのコツだろう。

遮光する(部屋を暗くする)
  雨戸がある場合であれば閉めれば遮光できるが、そうでない場合は遮光カーテンなどを用意しよう。  遮光カーテンはホームセンターのカーテン売り場などで売っている厚地のカーテン。裏地が真っ黒のタイプが強力で、直射日光が当たっても光をしっかり遮ってくれる。

以上・参考「上新電機HP”プロジェクターが好き”」より→上新電機でホームシアターを→クリック トップページへのリンク
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