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監督名

黒澤 明

昭和29年生
監督肖像
略歴
  • 明治43年 東京都に生まれる。四男四女の末っ子
  • 大正26年 すぐ上の丙午が映画説明者になる
  • 昭和 3年 二科展入選
  • 昭和11年 P.C.L映画製作所(現東宝)入社
  • 昭和18年 「姿三四郎」で監督デビュー
  • 昭和26年 「羅生門」でベネチア映画祭金獅子賞
  • 平成10年 ご逝去 享年88歳
デビュー作紹介

1943年公開の「姿三四郎」です。第二次大戦の国策的な映画が横行する中で、本当に活動写真らしい物を 作りたくて撮ったといいます。ご存じの方もいると思いますが、昭和19年再公開時にフィルムがカットされ それ以降、オリジナル版の復元はされていません。戦後の混乱でカットされたフィルムも散逸してしまいました。 現在、この作品をビデオ等で見るときは、欠落部は文字説明によって補われています。 ところが、最近、ロシアでその一部が発見され、最近発売された、東宝のDVDには、状態は悪いけれど 一部補充されています。ファンなら一見の価値ありです。
私見

言うまでもなく、巨匠中の巨匠です。
確かに晩年の作品はかつての若かりし日のダイナミックさは失われているかもしれませんが、今、活躍している世界の映画監督やテレビディレクター 他映像関係者が師と仰ぐほどの巨匠であることは、間違いありません。黒澤明も人間ですから、年齢とともに 考えや感じ方も代わり、作風も変わるのは当然であり、それが衰えであると批評するのは、まったく凡人の 愚であると思います。近頃、アメリカのスピルバーグ監督が「私はもう若い頃のような映画は作れない」 といいながらも、今のスピルバーグはまたそれなりにすばらしいのと同じことだと思います。
黒澤明のすごさは映像の美しさにもあります。ただ、ダイナミックな男くささのみでないことです。 それは、コンテに見られる美しい絵のような構図と色に顕著に現れているでしょう。
さらに、すごいことは膨大な制作費を効果的に使いこなせる数少ない監督であったということです。今の 世界の監督で破格の制作費を、映画の本当のおもしろさに効率的に使える監督は本当に限られています。
等々書き出すとキリがありませんので、この辺にしときます。
主な作品
  • 姿三四郎        (昭和18年第1作)
  • わが青春に悔いなし (昭和21年第5作)
  • 酔いどれ天使     (昭和23年第7作)
  • 野良犬         (昭和24年第9作)
  • 羅生門         (昭和25年第11作)
  • 生きる          (昭和27年第13作)
  • 七人の侍        (昭和29年代14作)
...
  • 隠し砦の三悪人 (昭和33年第18作)
  • 用心棒       (昭和36年第20作)
  • 椿三十郎     (昭和37年第21作)
  • 天国と地獄    (昭和38年第22作)
  • デルス・ウザーラ (昭和48年第25作)
  • 影武者       (昭和55年第26作)
  • まあだだよ     (平成5年第30作遺作)
▼黒澤明全作品紹介1 ▼黒澤明全作品紹介2

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